PRIDE指標とは、LGBTQ+にとって働きやすい職場づくりを実現することを目的に任意団体「work with Pride」が2016年に策定した指標です。Policy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティ)、Inspiration(啓発活動)、Development(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)という5つの指標で評価され、全てにおいて要件を満たすことで「ゴールド」が認定されます。
ANAグループは、2015年に「ダイバーシティ&インクルージョン宣言」を策定し、共生社会の実現を目指し、「お客様の多様性への対応」と「DEIが浸透した職場づくり」の二つの柱を軸としています。
お客様一人ひとりの多様性を尊重し、ハード・ソフトの両面でユニバーサルなサービスを促進するとともに、企業の持続的な成長と新しい価値創造の実現に向け社員の多様性も尊重し、一人ひとりがその強みを最大限に発揮するための環境整備と、誰もがやりがいを持っていきいきと働く企業風土の醸成を目指しています。
ANAグループの一員であるANA沖縄空港株式会社でも、同性パートナーを配偶者と認め、各種福利厚生の利用を可能とする「同性パートナーの配偶者認定」制度を導入しました。更に、「自認する性に基づく通称名の使用」「自認する性別の制服着用」などにも対応を行うと同時に、多様な性に関する社内手続き方法についても担当部署へ直接依頼が出来る仕組みを構築するなど、性の多様性を尊重し、すべての社員が差別を受けることなく働くことができる環境づくりに取り組んで来ました。
その取り組みが評価され、この度「PRIDE指標」において、最高評価である「ゴールド」を受賞いたしました。今後も、現状に満足する事なく、性自認・性別に関係なく、全ての社員が働きやすい職場を目指して参ります。