健康経営について
当社の健康経営の取り組みについて
ご紹介いたします。
ANA沖縄空港では、働く全ての社員一人ひとりが心身ともに健康で
いきいきと仕事に取り組むことが最も重要であると考え、
社員の健康増進・健康課題に対して
積極的に取り組んでいます。
「健康経営優良法人2024～ホワイト500～（大規模法人部門）」に認定！
ホワイト500認定証
ANA沖縄空港は、このたび『健康経営優良法人2024～ホワイト500～』の認定をいただきました。健康経営優良法人は2020年度から5年連続、ホワイト500については3度目の認定となります。「健康経営優良法人」とは、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する経済産業省と日本健康会議の共同による制度です。
当社では、健康管理、健康づくりを行う専門の部署として「健康管理室」を設置しています。 産業医、保健師、専属のスタッフが常駐しており、各職場との連携を図りながらいつでも相談できる環境を整えています。そのほか、幅広い年代の健康課題に対する疾病予防対策、全社員を対象としたWEBウォーキング大会や健康アプリの提供、定期的な情報配信など積極的な働きかけを行い、会社全体の健康意識を高める取り組みを重点的に実践しています。
2022年度「がんじゅうさびら表彰」準グランプリを受賞！
沖縄県では、優良な健康づくりの取り組みを行っている企業や団体に対して県知事表彰（がんじゅうさびら表彰）を行っており、令和4年度のがんじゅうさびら表彰･事業所部門において、“準グランプリ”をいただくことができました。沖縄県内でも多くの社員を抱える企業でありながら健康管理体制をしっかり構築し、幅広い取り組みを実践していることや、健康経営のモデル企業となることが期待され、評価をいただくことができました。
今後もさらなる健康経営の強化と沖縄県内における健康経営の普及活動に努めていきます。
戦略マップ
ANAグループの健康経営実施方針に基づき、健康経営を実施することにより期待できる効果や具体的な取り組みとのつながりを、戦略マップとして表しています。
※戦略マップ図をクリックすると、ポップアップが表示されます。
健康経営の推進体制
ANAグループ健康経営体制の下、健康推進担当役員としてWO(Wellness Officer)、推進リーダーとしてWL(Wellness Leader)、各部に推進担当者を設置し、安全衛生委員会との連携を図りながら、会社・社員・健康保険組合が一体となって健康の保持・増進に取り組んでいます。
現状の健康課題と目標値
ANA沖縄空港では4つの健康管理指標を定め、経年変化の推移を確認しています。
また、2023年度より中期健康経営計画を策定し、2030年度までの目標値に向けて改善に取り組んでいます。
身体愁訴該当率：身体にあらわれている不調な症状（例：頭が痛い、目が疲れる、胃腸の具合が悪い）が3つ以上の人の割合
沖縄県では車社会による運動不足、独特の食生活（欧米食）に起因する肥満が健康課題として挙げられ、喫煙率とあわせて当社においても特に重要視している健康課題です。
経年でみるとBMIやメタボリックシンドロームの肥満率の項目では、長期化したコロナ禍による食習慣の変化、運動不足の増加など生活環境の変化による影響もあると考えます。また、男性の喫煙率においては大幅な改善がみられる一方で女性が増加傾向にあり、まずはそれぞれの改善に向けて社員一人ひとりの健康意識を高める取り組みが必要だと考えます。
健康課題に対する取り組み
健康経営の推進にあたっては、以下の4つを重点的な取り組みとして、定期的な状況を把握することにより効果や課題分析をしっかり行い、PDCAサイクルを循環させていきます。
健康管理の取り組み
ANAグループ共通の項目・判定基準による健康診断の実施（2022年度受診率100%、精密検査受診率44.7％）
社員数の多い那覇地区では集団健診として、受診しやすい環境を整えています。
歯科健診の実施
健康診断後の産業医・保健師による結果の確認および受診勧奨・保健指導
特定保健指導の実施
疾病予防にかかわる取り組み
健康意識向上に向けた様々な取り組みを行っています。
生活習慣病予防
健康増進アプリの導入（運動習慣の定着に向けた歩数管理、ANAグループWEBウォーキング大会への参加）
2023年度ウォーキング大会参加者238名（前年度比131％）
ANAグループオリジナル体操、腰痛予防体操(事務部門)の実施
共済会からの各種部活動への活動費補助 （野球部、バレーボール部、バスケットボール部、ゴルフ部、テニス部、ボウリング部、フットサル部）
労使合同での運動会の実施
喫煙対策
健康保険組合と連携した禁煙外来サポート、費用補助
禁煙相談窓口の設置
社内喫煙所の閉鎖（2020年6月）
その他
毎年10～11月に、感染症予防対策の一環として社内にてインフルエンザ集団予防接種を実施しています。費用は会社・健保にて全額負担し、流行期には感染予防対策を促進しています。
各種セミナーの実施（新入社員教育、熱中症、感染症、女性の健康に関すること）
社員教育・セミナー
性別や年代、社員一人ひとりが抱える健康課題への対応として、健康増進や学びとなるよう幅広いテーマでの社員教育やセミナーを実施しています。また、健康アプリを活用した情報配信も随時行っています。
※オンラインセミナーにおける参加満足度 95.3％（事後アンケートより）
メンタルヘルスにかかわる取り組み
ストレスチェックの実施（2022年度受検率68.4％、高ストレス者率14.4％）
産業医・保健師による高ストレス者の面談対応
ANAグループメンタルヘルスアドバイザーによるセミナーの実施
新入社員のメンタルケアのための予防面談の実施
外部機関によるメンタルヘルス・カウンセリング窓口（健康保険組合）
従業員満足度調査（ANA‘s Way Survey）2022年度 回答率98.7％
夏に入る前に熱中症対策の一環として、産業医による救命講習を各部署にて実施しています。トレーニング機器を使用し、より実践に近い状態で対応方法を学んでいます。
安全衛生活動にかかわる取り組み
夏に入る前に熱中症対策の一環として、産業医による救命講習を各部署にて実施しています。トレーニング機器を使用し、より実践に近い状態で対応方法を学んでいます。
会社設立以降、死亡災害ゼロ継続中
安全衛生委員会での労働災害防止のための職場環境改善、熱中症対策など季節に応じた対策
衛生管理者資格取得の支援
那覇･八重山･宮古 3島合同による安全衛生委員会連絡会の実施
健康管理室を設置しています
ANA沖縄空港では、社内に健康管理室を設置しています。
産業医・保健師が常駐していますので、社員がいつでも安心して相談できる環境です。
また、健康診断や予防接種などの各種施策を関連会社を含めて実施しており、社内各部署と連携しながら健康課題に対して様々な取り組みや啓蒙活動を行っています。
取り組みによる効果
健康経営の効果を測る指標として、アブセンティーズム、プレゼンティーズム、ワークエンゲージメントを定期的に測定し、経年での変化について分析を行っています。
※アブセンティーズム･･･傷病により欠勤している状況
※プレゼンティーズム･･･出勤はしているものの、健康上の不調によって完全な業務パフォーマンスが出せない状況
※ワークエンゲージメント･･･仕事に対するやりがい、働きがい
労働環境に関する指標
社員が安心して働ける環境づくりとして、労働環境に関する指標に基づき労働環境の把握・整備に取り組んでいます。
現在の状況は採用特設サイト「COMPANY DATA」から確認できます。
